鍛冶屋日誌 長野の薪ストーブ

八ヶ岳の静かな森の中で聞こえる音は、鍛冶屋小屋からの音だけです。 そこでささやかな道具を使い、ひとつひとつ薪ストーブや鍛鉄で手すりや門扉を製作しています。 私が作ったストーブ等ををご紹介したいと思います。

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煙突掃除

煙突掃除の方法

使用者の安全と安心を得るために、起こりえる最悪の状況を想定し製造された煙突部材を使用し、煙突、暖炉・薪ストーブの設置基準である、National Fire Protection Association:NFPA211や日本暖炉ストーブ協会:暖炉・ストーブ設置工事安全基準ガイド(輻射熱型薪ストーブの可燃物からの離隔距離)を遵守し施工することは勿論。

どんなにすばらしい薪ストーブでも、煙突掃除と手入れ無しでは正しく機能しないばかりか大切な財産を失いかねません。

正しく設置された煙突は掃除口から容易に掃除ができます。

** 煙道の仕組みによりそれぞれ違いますが方法について三通り説明します。
(糸口について説明してあり、あらかじめ外すビス、ボルト、ロッキングバンドやその復旧については省略)


1. 室内煙突・自在管の直下の煙突や二重煙突・伸縮アジャスターを上にスライドさせ、ストーブ口元までの煙突を取り外し、予め準備したビニール袋にいれたロットとサイズに合った掃除用ブラシを先端部から抜けるまで差し込む。
煙突掃除
2. 煙突アダプターを左に回し、ストーブ口元までの室内煙突を取り外す。予め外側掃除用T字管のロッキングプラグを外し、ビニール袋で養生しておき、横引きの二重煙突室内側よりブラシを挿入する、煙道底部に落ちた堆積物を押し出す。外側垂直部は前記1.に同じ。
図解

3. 煙突掃除や点検を依頼されて最も苦労するのはこのタイプ。まず掃除口がない、次に全ての煙突が連結され、しかもどこにも支持されておらず全加重を薪ストーブ本体が担っている。この場合専門業者や煙突掃除業者に依頼し改良をお勧めします。煙突を持ち上げた瞬間に荷重に耐えていた煙突継ぎ手のはぜが壊れ煙突が落ちることがあります。


煙突掃除の時期

毎年、シーズン前に必ず一回は最低必要ですが薪の乾き具合や状況により何回でも必要です。

多くの薪ストーブは二次燃焼の機能を持ち合わせクリーンな排煙ですが寒い夜に長時間暖めてくれる反面、吸気口の絞られた状態での焔は弱く小さい。

その排煙温度が低いため外の寒さと相まって前述クレオソートの生成サイクルに合致することも一方では起こっている。

日常的な自然の恩恵は慣れてしまうとしばしば忘れるが薪焚き人は煙突掃除だけは忘れてはならない。

定期的な掃除は勿論、掃除の目安は次のような時がタイミング。

1.最近どうも燃えが悪いと思った時。

2.急に燃えが悪くなった時。
(煙道内壁に付着していたすすが大量に剥離し口元をふさぐ事もあります。)

3.角トップやラウンドトップを含め煙突最頂部にすすなどが黒く付着しているのが目立つ時。

一般に、燃えていても暖かさを感じない場合、薪ストーブ本体よりも薪が湿っていることによる自己発散の水分が起こす温度低下やそれによる悪循環で煙道内部にすすが急速に溜まってことが考えられる。

いずれにしても日常と変わった事が起きた場合、取り付け業者や最寄の専門業者に相談されたい。

全米煙突掃除週間
毎年10月の第一週は全米煙突掃除週間です、この頃に定期的な煙突掃除を行ってはいかがでしょうか。

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